平成29年4月15日と23日、株式会社船井総合研究所が主催する民事信託実務研修が東京で開催され、弁護士・木村哲也と弁護士・山口龍介が受講してきました。
民事信託(家族信託)は、財産の適正な管理および活用・運用や、財産・事業の円滑な承継を実現するためのツールとして、注目度が高まっています。
成年後見や遺言の欠点や隙間(できないこと)を埋める制度であり、生前対策の選択肢のひとつとして、今後は民事信託の利用を検討していくケースが増えていくと思われます。
講座では、民事信託の取扱いに特化した弁護士による民事信託の基礎知識、メリット・デメリットなどの解説、司法書士と税理士による民事信託契約の構築方法、税務上の注意点などの解説がありました。
今後とも、民事信託に関する学習・研鑽に取り組み、お客様にとって最適の財産管理・生前対策のご提案ができるように、事務所全体で努力して参りたいと存じます。
(弁護士・木村哲也)